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英中銀総裁、合意なき離脱で救世主になれない-為替介入の可能性否定

  • 合意なき離脱への中銀対応「限界ある」、支援策必ずしも打ち出せず
  • ポンド急落でも為替介入の公算は「ごくごく小さい」

イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は、英国が10月末に合意なく欧州連合(EU)を離脱するとしても救世主にはなれないと言明。英国が移行期なくEUを離脱した場合でも、英中銀が景気支援パッケージを提供できるとは必ずしも限らないと述べた。

BOE Grapples With No-Deal Brexit Prospect

カーニー総裁

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  ポンドは7月に月間ベースで約3年ぶりの大幅安となった。アナリストらの見方によると、英国が合意なくEUを離脱すればポンドはさらに下落する。それでもカーニー総裁は、英中銀がポンドを買い支える公算は「ごくごく小さい」と強調した。

  同総裁は1日、どのような形の合意なき離脱になるかによって英中銀の対応も決まるとし、「そのような状況で雇用と経済活動を支えるため可能なことをするつもりだが、限界がある」と説明。ポンド安が輸出に及ぼす影響は薄れ始め、為替の景気押し上げ効果に楽観できる余地はほぼないと続けた。さらに2日のBBCラジオととのインタビューでは、ポンドの一段安は確実にインフレを誘発すると語った。

Bank of England probably won't intervene

原題:Carney Can’t Save the Day When It Comes to No-Deal Brexit (1)(抜粋)

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