コンテンツにスキップする

トヨタきょう決算:自動車総崩れのなか、市場は増収増益を期待

  • 4-6月期営業益の市場予想は前年同期比1.3%増の6917億円
  • 米国や中国の市場低迷で国内外の競合からは厳しい決算相次ぐ
A Toyota Motor Corp. logo on a Prius PHV is polished on May 9, 2018.

A Toyota Motor Corp. logo on a Prius PHV is polished on May 9, 2018.

Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills
A Toyota Motor Corp. logo on a Prius PHV is polished on May 9, 2018.
Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills

トヨタ自動車は2日、4-6月期の決算を発表する。米国と中国の2大市場の失速などの向かい風を受けて大幅な減益を公表する自動車メーカーが多い中、市場はトヨタに関しては増収増益を確保すると見ている。

Japan Launch of The Toyota Motor GR Supra

国内でも発売されたトヨタの新型スープラ

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  ブルームバーグが集計したデータによると、アナリスト7人の4-6月期の営業利益予想平均値は前年同期比1.3%増の6917億円。売上高も7兆4838億円で前年同期を上回る見通し。

  7月25日に決算を発表した日産自動車は米国市場が引き続き振るわず4-6月期の営業利益が99%減の16億円となり、1万2500人規模の人員削減に踏み切る計画を明らかにした。マツダも米国と中国、日本などで販売が想定を下回り79%の営業減益に。トヨタと同じ日に決算を発表するホンダの業績の市場予想は売上高は増加するものの、営業利益、純利益ともに減少が見込まれている。

  厳しい経営環境に置かれているのは海外の自動車メーカーも同様だ。独フォルクスワーゲン(VW)の4-6月期決算は、主要市場の需要が勢いを失ったことを受け、営業利益が8.1%減となった。独ダイムラーも先月、過去1年余りで4回目となる利益予想の下方修正を発表。世界的な需要低迷に対応するためコスト削減の取り組みを強化し、車種のラインアップを縮小する計画を公表していた。

  トヨタは前期(2019年3月期)の連結売上高が初めて30兆円の大台を突破。今期は売上高は若干減少するものの、営業利益は原価改善などが為替のマイナス影響を相殺して3.3%増の2兆5550億円を想定。アナリスト予想の平均値は2兆6174億円と会社側の計画を上回っている。

  トヨタは2日午後1時25分に決算を開示。吉田守孝副社長らが会見を予定している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE