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米当局、アルミ関税逃れで中国人資産家を起訴-資金洗浄にも関与か

  • 劉忠田被告は中国忠旺控股の社長と会長を務めた
  • 劉被告は中国にいるとみられる-ロサンゼルス連邦地検検事正報道官

中国アルミニウム業界の資産家が米国でダンピング(不当廉売)関税18億ドル(約2000億円)を逃れた罪で起訴された。

  大陪審の起訴が公表されたことから、ロサンゼルス連邦地検のニコラ・ハンナ検事正は7月31日、中国忠旺控股の社長と会長を務めた劉忠田被告が中国から米国に輸入されるアルミ押し出し製品の一部について2011年に課せられた関税を避けるため米国の通関業者に虚偽申告をしていたと声明で発表した。中国忠旺はアルミ押し出しでアジア最大手。

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劉忠田被告(2009年)

 

  同検事正のスポークスマン、トム・ムロジェック氏によれば、劉被告(55)は現在中国にいるとみられる。

  検察はまた劉被告の「大掛かり」なマネーロンダリング(資金洗浄)への関与も指摘。同被告に関連する人物の1人が15年に受け取った900万ドル余りについての所得税逃れで摘発され、この人物は連邦捜査官への協力を約束する司法取引を行ったという。

  中国の一般的な業務時間外に中国忠旺の担当者にコメントを求めたが、返答はなかった。

原題:Chinese Billionaire Accused of Evading U.S. Aluminum Tariffs (2)(抜粋)

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