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ドル上昇、FRB議長発言受けて追加緩和観測が後退

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パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

31日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けてドル買いが入った。議長は0.25ポイントの利下げ決定について、下振れリスクに対する保険だとし、サイクル中盤での政策調整であり長期的な緩和局面の始まりではないとの見解を示した。

  • ニューヨーク時間午後4時54分現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%高。一時は0.5%上げて5月31日以来の高値をつけた。ドルはポンドを除く主要10通貨に対して上昇
    • 連邦公開市場委員会(FOMC)の行動はタカ派的な利下げと受けとめられ、追加利下げへの確証があまりないため、ドルは優位に立った
    • 同スポット指数は月間では1.9%高と、昨年10月以来の大幅上昇
  • パウエル議長は記者会見でFOMCによる将来の決定について、データ動向とリスク状況に左右されると発言
    • 同議長は今回の利下げについて、必ずしも緩和サイクルの始まりではないと説明した
    • 「多くのリプライシングが起こる必要がある」-CIBCのチーフ為替ストラテジスト、ビパン・ライ氏
  • ドルは対ユーロで0.7%高の1ユーロ=1.1076ドル。対円では0.2%高の1ドル=108円77銭。ポンドは対ドルで0.1%高
Two comments from Powell shaped the dollar move

欧州時間の取引

  FOMCの決定を控え、ブルームバーグ・ドル・スポット指数がほぼ変わらず。米国債は上昇。FOMCは約10年ぶりの利下げを発表すると予想されている。

原題:Dollar Rises as Traders Scale Back Rate-Cut Wagers: Inside G-10(抜粋)

Dollar Steady Before Anticipated U.S. Rate Cut: Inside G-10

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