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債券下落、10年債入札が弱めの結果-午後に長期債中心に売り

更新日時

債券相場は下落。この日に実施された10年国債入札が弱めの結果となったことを受けて長期ゾーンを中心に売りが優勢となった。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比26銭安の153円54銭。午後には一時28銭安の153円52銭と約2週間ぶりの水準まで下落
  • 新発10年債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.135%と、7月19日以来の高水準
  • 新発2年債利回り、5年債利回り、20年債利回りはいずれも2bp上昇

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 10年債入札のやや弱い結果に加え、円安進行も嫌気されている
  • 先行きの米利下げ観測はやや後退したが、不透明感が払しょくできない中で緩和的な金融環境が続くことに変わりはなく、大幅な金利上昇は見込めない
  • ただ、高値警戒感がある一方で、下値では押し目買いが入る状況は変わらない

10年債入札

  • 最低落札価格は102円51銭と、ブルームバーグがまとめた市場予想を1銭下回った
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.76倍と2018年1月以来の低水準、前回は3.92倍
  • テールは前回と同じ2銭
  • 岡三証の鈴木氏
    • 応札倍率が下がり、最低落札価格は市場予想をやや下回ったので、無難な消化と言える範囲内でやや弱めの結果か
  • 備考:過去の10年債入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.190%-0.225%-0.135%0.220%0.360%0.390%
前日比+2.0bp+2.0bp+2.5bp+2.0bp+1.0bp横ばい
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