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米中協議、次回会合は9月に米国で-上海では農産品輸入が議題

更新日時
  • ムニューシン財務長官やライトハイザー代表が劉鶴副首相らと会合
  • 協議は建設的、中国が米国産農産物の購入拡大意向を確認-米政府

中国と米国は貿易協議のため次回は9月に米国で会合を持つ予定だ。7月31日に上海で開かれた会合ではトランプ大統領が要求する、中国による米国産農産物の購入が話し合われたもようだ。

  ムニューシン財務長官、ライトハイザー通商代表部(USTR)代表を含む米代表団は31日午後、劉鶴副首相ら中国側の交渉担当者らとの会合を終えた。代表取材によると、30日午後に到着した米代表団はほぼ24時間で、会談場所の上海西郊賓館から帰国の途に就くべく空港に向かった。

  米中の交渉担当者らは中国のニーズに基づいた米国からの農産品の輸入について協議したと、国営新華社通信が報じた。9月の会合には高位の当局者が参加すると付け加えた。米ホワイトハウスも声明を発表し、上海での協議は「建設的だった」と評価。協議では中国が米国から農産品の購入を増やす意向を確認したほか、強制的な技術移転、知的財産権、サービス、非関税障壁を中心に話し合ったと明らかにした。

備考中国は米国産農産物の購入拡大意向を確認-ホワイトハウス声明

  1年以上に及ぶ貿易協議で会合は米中で交互に開かれている。

CHINA-US-TRADE

ムニューシン財務長官やライトハイザーUSTR代表、劉鶴副首相(7月31日の上海での会議で)

   

  トランプ米大統領は30日、米中当局者らが会食している頃にツイッターで、中国が米国の農産品を購入しようとしていないと不満を爆発させていた。

  代表取材によれば、両国代表の様子は友好的に見えた。新華社は、主要な経済および貿易問題について率直で効率的かつ建設的な意見交換がなされたと報じた。

  今回の交渉ラウンドでは中国の鐘山商務相がこれまでより目立った役割を演じており、強硬派とみなされる同相の関与拡大に一部の米当局者は警戒を強めていた。

  中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報の胡錫進編集長がツイッターに投稿したところによると、米中は8月に実務者レベルで「集中した」協議を行う。同編集長は情報源については明らかにしていない。

  胡編集長は「この協議予定は、31日の会合が悪い内容ではなかったことを示す。険悪な感じで終了したと言うのは正確ではない」と述べた。

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、31日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表後の記者会見で米中貿易戦争の米経済への影響に言及。「貿易政策を巡る不確実性がわれわれの予想以上に高まっている」とし、関税の二次的影響、特に企業景況感の低下が関税そのものより強いインパクトを米経済に及ぼしていると指摘した。

原題:China Says U.S. Trade Talks to Continue With September Meeting(抜粋)
   China, U.S. to Hold Working-Level Talks in Aug:Global Times’s Hu(抜粋)
   China, U.S. Plan Next Round of Trade Talks for September (1)

(最終段落にFRB議長の米中貿易戦争巡る発言を追加して更新します.)
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