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ゴールドマン、年末S&P500種予想引き上げ-利益見通しは引き下げ

  • 米金融当局の利下げが年内、株価を支え続けるとみる
  • 景気減速と原油下落、利益率縮小を理由に利益見通しは引き下げ
Goldman Is Said to Be Part of Singapore's Wider 1MDB Probe
Photographer: Nicky Loh/Bloomberg
Goldman Is Said to Be Part of Singapore's Wider 1MDB Probe
Photographer: Nicky Loh/Bloomberg

ゴールドマン・サックス・グループは、米企業の利益見通しを下方修正する一方で、S&P500種株価指数の年末予想を上方修正した。米金融当局の利下げが年内、株価を支え続けるとみている。

  デービッド・コスティン氏らストラテジストは30日のリポートで、S&P500種構成企業の2019年1株利益見通しを173ドルから167ドルに引き下げた。景気減速と原油下落、利益率縮小を理由に挙げた。同時に、年末の同指数の目標は100ポイント引き上げ3100とした。これは今後5カ月で約3%の上昇を意味する。

Goldman sees higher stock prices while cutting EPS estimates for this year and next

  S&P500種は7月に入りゴールドマンの従来の年末目標を上回った。利下げへの確信が深まったことが株価を押し上げた。ウォール街の他のストラテジストらも、企業利益の減速を予測しつつも、それが株式相場を押し下げるとはみていない。

  ゴールドマンの計算によると、今年のS&P500種構成銘柄の値上がりの90%以上は株価収益率(PER)の上昇に伴うものだ。コスティン氏は「2019年には米連邦準備制度のハト派転換が株式相場上昇をけん引してきた。今後も低金利が平均を上回るバリュエーションを支え続けると予想している」と記している。

  ゴールドマンは20年のS&P500種指数採用銘柄の1株利益予想を181ドルから177ドルに引き下げ、指数の目標は現行水準を約13%上回る3400に設定した。

原題:Goldman Raises S&P 500 Target on Fed Bet Even as Profits Slow(抜粋)

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