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アムジェンの株価上昇、がん治験薬巡る発表で-通期見通し上方修正

  • 1株利益と売上高の通期見通しレンジの下限を引き上げ
  • KRAS阻害剤が大腸・虫垂がん患者に効果と決算説明で開示

アムジェンの4-6月(第2四半期)は減収となった。従来品がバイオシミラー(バイオ後続品)の脅威にさらされる中で新薬が苦戦を強いられた。

  • 30日の発表によると、総売上高は前年同期比3%減の58億7000万ドル(約6400億円)。調整後1株利益は4%増の3.97ドルで、アナリスト予想の中央値(3.59ドル)を上回った。同社は通期の1株利益と売上高の見通しを上方修正したが、引き上げたのはレンジ下限だけ
  • 株価は通常取引終了後の時間外取引で一時2.8%上昇。決算に関する説明の際に、「KRAS(G12C)」と呼ばれる遺伝子の変異をターゲットとする治験薬「AMG 510」で大腸がんと虫垂がんの患者に効果が見られたと明らかにしたことが手掛かり
  • 主力のリウマチ治療薬「エンブレル」売上高は5%増の13億6000万ドルと、市場予想を上回ったが、増収の主な要因は値上げと在庫水準の変化。バイオシミラーの脅威が迫る中で数量ベースの需要は減少した。エンブレルを巡ってはノバルティスのサンド部門と特許紛争を繰り広げている
  • 決算詳細

原題:
Amgen Raises Forecast for Year Even as Biosimilars Encroach (1)(抜粋)

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