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MUFG:4-6月純利益は24%増、米金利低下で債券関連益増加

更新日時
  • 預貸金利回り差は0.79%と縮小、資金利益は減少
  • 純利益の進捗率は44%も米中問題など不透明感で通期目標は据え置き

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の2019年4-6月期の連結純利益は、前年同期比24%増の3911億円となった。米国の金利低下で債券関連の利益が増加したほか、与信関連費用で引当金の戻り益を計上した。

  31日に決算資料を開示した。通期予想は9000億円に据え置いた。4-6月期純利益の通期予想に対する進捗(しんちょく)率は43%となった。本業のもうけを示す連結業務純益は前年同期比0.7%増の2883億円だった。

Views of Japanese Mega Banks Ahead Of Full-Year Results

三菱UFJ銀行の看板

  米国10年債利回りが昨秋のピーク時から1%以上低下するなど低金利環境が貢献し、4-6月期の営業純益で市場部門は188億円の増益要因となった。今年5月に発表された前期(19年3月期)決算では、市場部門は米国の長短金利差縮小などによるトレジャリー収益の減少や顧客ビジネスの苦戦で、883億円の連結営業純益マイナス要因となっていた。 

  国内預貸金利回り差は、0.79%とさらに縮小。ただ、貸出金利回りの下落が想定より小幅にとどまっていることから、20年度にかけて預貸金利回り差の縮小傾向はゆるやかになるとみている。4-6月期の進捗率は順調だが、米中問題や英国のEU離脱などが経済の下振れにつながる可能性があることから通期目標は据え置いた。

19年4-6月期決算の主な内容(前年同期との比較)
  • 資金利益は7.5%減の4443億円
  • 役務取引等利益は2.8%減の3039億円
  • 株式等関係利益は62%減の239億円の
  • 与信関係費用総額は341億円の戻り益、95億円の改善

  
  
 

  

(預貸金利回りなど決算の詳細を追加して更新します.)
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