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ポンドが4日続落、ジョンソン英首相が離脱協定再交渉へ強硬姿勢

  • 4営業日で約3%安、下落率は2016年10月以来
  • EU離脱決定後の安値を夏の間に試しに行く公算-MUFG

英ポンドは30日まで4営業日続落し、この間の下げが3%近くに達した。ジョンソン英首相が欧州連合(EU)に対し離脱協定の再交渉を求めて最後通牒を突き付けた。英首相府は、EU側に再交渉を強く求めていくのと並行して、合意なき離脱の準備を進めるとしている。

  合意なき離脱の確率が高まったとの見方から、ポンドは一時0.8%安の1.2119ドルを付けた。対ユーロでは0.5%安の1ユーロ=91.64ペンスまで下げた。

Sterling has endured a torrid time since Johnson took office

  ポンドが4営業日でこの規模の下落率を記録したのは2016年10月以来。当時は極めて短時間ながら最大で6%安、1ポンド=1.1841ドルまで下げた。MUFGの外為ストラテジスト、リー・ハードマン氏は、ポンドがこの安値を夏の間に試しに行く可能性がますます高まっているとし、「最近の相場の動きは、高まる合意なき離脱リスクを金融市場が完全には織り込むに至っていないというわれわれの見方を裏付けている」と述べた。

原題:Pound Heads for Worst Slump Since 2016 as Johnson Sets Ultimatum(抜粋)

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