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BofA、ファースト・データとの決済合弁を来年6月に解散

  • BofAは7-9月に経費約1850億-2280億円を計上
  • ファースト・データはファイサーブに買収された

米銀バンク・オブ・アメリカ(BofA)は、米ファイサーブに買収されたファースト・データとの決済合弁会社について、両社の契約が失効する来年6月に解散する方針を示した。

  BofAの29日の発表資料によれば、両社は既存顧客向けの製品・サービス提供を少なくとも2023年6月まで続けるが、それを除けば来年から別個の小売業者向けサービス戦略を展開する。BofAは届け出で、予定されている合弁の解散に関連して7-9月(第3四半期)に経費約17億-21億ドル(約1850億-2280億円)を計上する見込みだが、資本計画に影響はないと説明した。

  米ハイテクベンチャーや中国のベンチャー企業が年間1080億ドルの利益を上げる電子決済業界への参入を図る中、提携が解消されればBofAは決済に伴うサービスを小売業者に直接提供できるようになる。決済を巡る競争激化により、ファースト・データのような業界の古株は再編を促されており、銀行には自らの役割を熟考する機会となっている。JPモルガン・チェースは独自路線が可能であることを証明している。

  BofAの企業決済責任者、マーク・モナコ氏は「決済は当行の事業の中核であり、今回の発表は、あらゆる規模の企業に統合決済サービスを提供するという世界戦略を一歩前に進める」と述べた。

  29日にはファイサーブはファースト・データの買収を完了した。

原題:BofA to End Payments Joint Venture With First Data Next June (1)(抜粋)

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