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三井住友F:4-6月期の純利益は5%減、低調な市場環境で

更新日時
  • 4-6月期の純利益は2157億円、通期計画に対する進捗率31%
  • 本業のもうけを示す連結業務純益は14%減の2692億円

三井住友フィナンシャルグループの2019年4ー6月期の連結純利益は前年同期比5%減の2157億円だった。資金利益の減少に加えて、低調な市場環境でリテールの資産運用ビジネスやホールセールの非金利収益も減益となった。

Views of Japanese Mega Banks Ahead Of Full-Year Results

三井住友銀行の看板

  30日に資料を開示した。本業のもうけを示す連結業務純益は同14%減の2692億円だった。資金利益が落ち込んだほか、米中問題の先行き不透明感など市場環境が良くなかったことからデリバティブなど非金利収益も低調だった。一方、米金利の低下を捉えた債券売却益の計上で傘下の三井住友銀行単体の国債等債券損益は513億円の増益と大幅に改善した。

  三井住友銀の国内預貸金利回り差は0.92%と前年同期比では0.03ポイント、前四半期比でも0.01ポイントの悪化となった。ただ、採算を意識した運営により、低下を続けてきた同利回りは下げ止まりつつあると同社はみている。貸出金残高は3月末と比べて国内向けは減少したが、海外向けは増加した。

  与信関係費用は376億円と前年同期から293億円増加したものの、年度目標の2000億円に対しては低い水準にとどまった。通期の純利益計画7000億円に対する進捗(しんちょく)率は31%だった。

19年4-6月期決算の主な内容(前年同期との比較)
  • 資金利益は9.3%減の3027億円
  • 役務取引等利益は0.3%増の2547億円
  • 株式等関係損益は6.5%増の309億円
  • 与信関係費用は376億円、293億円の増加
(3段落目を一部追加します.)
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