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ファイザー、特許切れ医薬品事業を後発医薬のマイランと統合へ

  • 手続き完了は2020年半ば見込む、新社名の株式公開企業に
  • ファイザーの4-6月期調整後利益、市場予想上回る
PFIZER COST CUTS
Photographer: JB REED
PFIZER COST CUTS
Photographer: JB REED

米製薬会社のファイザーは、高コレステロール血症治療剤「リピトール」や男性用性機能障害治療薬「バイアグラ」を含む特許切れ医薬品事業を、後発医薬品メーカーの米マイランと統合する。

  29日の発表資料によると、統合は全株式交換の「リバース・モリス・トラスト」方式で実施され、マイランの株主は新会社の43%を取得、残りをファイザー株主が保有する。統合後の新企業は株式を公開し、2020年の売上高は約190億-200億ドルと見込まれている。

  今回の統合ではファイザーが特許切れ医薬品事業を手掛けるアップジョン部門を切り離し、マイランと統合させる。手続きは2020年半ばに完了の見通しで、新たな社名がつけられるという。  

  新会社の最高経営責任者(CEO)にはアップジョン部門のマイケル・ゲトラー社長が就任し、マイランのロバート・クーリー会長が執行会長となる。マイランのヘザー・ブレッシュ現CEOは手続き完了後に退社する。ケン・パークス最高財務責任者(CFO)も退社する。

  ファイザーは同日、4-6月(第2四半期)決算を発表。調整後1株当たり利益は80セントと、市場予想平均の同75セントを上回った。通期利益見通しについては1株当たり2.76-2.86ドルと、従来見通しの2.83-2.93ドルから引き下げた。英グラクソ・スミスクラインとのコンシューマーヘルスケア部門統合や、予定されているアレイ・バイオファーマの買収完了を反映させた。

  4-6月期の売上高は132億ドル。前年同期から2%減少した。アップジョン部門の売上高は11%減の28億ドルだった。

原題:Pfizer to Merge Off-Patent Unit With Generic Drugmaker Mylan (1)(抜粋)

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