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中国の経済、7月はさらに減速か-景況感などの指標が示唆

  • 貿易の不確実性と需要鈍化で成長は依然低調
  • 貿易紛争は依然として中国と他の主要国に大きなリスク-曲天石氏

中国経済は7月も引き続き減速したもようだ。米国との通商摩擦を巡る交渉が続く中、成長をてこ入れするためのより大規模な政策支援の必要性が高まっている。

  市場センチメントや企業景況感に関して早めに公表される指標をブルームバーグ・エコノミクスが集計しまとめた評価尺度が、景気減速を裏付けている。中国と米国はほぼ3カ月の休止期間を経て今週、対面での交渉を再開するが、中小企業の間では先行き不安が深まっている上に、輸出の指標は悪化し、低下する生産者物価は引き続き利益を圧迫している。

China Downturn

  経済の成熟に伴い中国の成長率は長期的な減速基調にあるが、貿易や企業利益が縮小し、投資の伸びが弱い中で、当面の経済見通しが依然として政策当局の懸念材料となっている。米国との協議再開により、多少の合意期待が再び強まったとはいえ、両国間にはなお深い溝が残る。

  ブルームバーグ・エコノミクスの曲天石エコノミストは「まだ貿易紛争は中国と他の主要国の双方にとって大きなリスクだ」と指摘。「生産者物価はプレッシャーを受けている。原材料価格が貿易懸念に影響されている可能性がありPMI(購買担当者指数)調査でも見られるように、国内の信頼感はなお抑えられている」と分析した。中国政府は7月の中国製造業PMIを31日に発表する。

原題:China’s Economy Weakened Further in July, Early Indicators Show (抜粋)

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