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トランプ米大統領、中国の発展途上国扱い見直しをWTOに要求へ

  • WTOは「壊れている」とツイート-トランプ大統領
  • 90日以内に実質的な進展なければ一方的な行動を取る可能性も

トランプ米大統領は26日、米国が発展途上国と考えていない国が世界貿易機関(WTO)で途上国としての扱いを受けているのは不公平だとして、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表に対しWTOに見直しを迫るよう取り組みを指示した。

  トランプ大統領はライトハイザー代表に宛てた文書で中国に言及し、「発展途上国とする中国の申告を米国は決して受け入れていないし、事実上全ての現在の経済指標は中国の主張が誤りであることを示している」と指摘した。米中貿易摩擦に新たな動きが加わった形だ。ライトハイザー代表は29日、米中貿易協議のため中国に向かう予定。

  トランプ大統領は以前からWTOを批判してきた。文書公開後のツイートでは、WTOは「壊れている」と述べた。大統領は90日以内に「実質的な進展」がなければ、米国が一方的に動く可能性があるとの考えも示した。  

  アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)の中国専門家、デレク・シザーズ氏は、米国の今回の動きが中国の考えを変えさせる効果はほとんどないだろうとの見方を示した。

原題:Trump Targets China Over WTO ‘Developing Nation’ Crackdown (1)(抜粋)

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