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米民主党、大統領弾劾に向け重大な一歩-モラー捜査の資料開示で提訴

米下院民主党はトランプ大統領弾劾に関する調査開始に向け、重大な一歩を踏み出した。下院司法委員会はモラー元特別検察官が捜査で集めた大陪審資料の強制開示を求め、連邦裁判所に訴えを起こした。

  司法委員会のナドラー委員長が承認し、26日に起こした訴訟では、議会の弾劾権限が明確に言及されており、弾劾に向け民主党が初めて正式に踏み出した格好だ。

  民主党は訴状で、「司法省の方針で現職大統領の起訴が認められないため、トランプ大統領に行動の責任を問うことができる連邦機関は下院だけだ」と主張している。

ペロシ議長の承認

  弾劾の正式調査を開始することは、2020年の大統領選を前にして政治的にリスクのある行動だ。そのため、ペロシ下院議長は党内のそのような動きを抑えようとしてきた。しかし、事情に詳しい関係者によると、ペロシ議長は司法委員会の提訴を承認した。これは、モラー元特別検察官の今週の議会証言が迫力不足だったことから、大統領を巡る調査を強めるよう議長に圧力が高まっていることを示唆している。

原題:Democrats Raise Impeaching Trump in Suit for Mueller’s Evidence(抜粋)

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