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きょうの国内市況(7月26日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、米欧利下げ期待度やや低下-決算失望で電機や機械安い

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東京株式相場は反落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が予想されたほどハト派的な見解を示さなかったほか、米経済指標が堅調で金融緩和への期待がやや後退した。決算で業績悪化が確認されたオムロンやディスコといった機械や電機、日産自動車など自動車株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比6.33ポイント(0.4%)安の1571.52
  • 日経平均株価は同98円40銭(0.5%)安の2万1658円15銭

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は「株式相場は米国などの利下げ観測でやや暴走気味。金融緩和を示唆し想定通りだったドラギECB総裁のコメントでも若干の失望が広がった」と話した。来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)でも、「利下げ幅が一部で予想されている50ベーシスポイント(1bp=0.01%)に届かないとマーケットが過剰反応する公算がある」と言う。

  • 東証1部33業種は機械、輸送用機器、ゴム製品といった輸出関連のほか、非鉄金属や証券・商品先物取引が下落率上位
  • 情報・通信、医薬品、精密機器は上昇

●債券は小幅安、ドラギ発言受けた欧米金利上昇-日銀オペ結果は下支え

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債券相場は小幅に下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受けて前日の欧州や米国の長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。日銀が実施した国債買い入れオペ結果で買われる場面もあったが、取引終盤にかけては週末を控えて再び売りが優勢となった。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比1銭安の153円73銭。7銭安の153円67銭で始まった後、じり高となり、一時3銭高の153円77銭に上昇する場面もあった
  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.15%。一時横ばいに戻す場面も
  • 新発20年債利回りは一時0.215%、新発30年債利回りは0.355%といずれも0.5bp上昇

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • きょうは米欧金利の上昇を受けて長めのゾーンでは上値がやや重いが、基本的にはプラスの金利を求める消去法的な買いに支えられるだろうし、売り物も乏しい
  • 今夜発表の米国内総生産(GDP)統計が良い結果だと米金利が上昇する公算なので、東京時間のうちにポジション調整の動きも

日銀オペ

  • 対象は残存期間10年超25年以下と25年超
  • 買い入れ額は1800億円と400億円で、いずれも前回と同じ
  • SMBC日興の竹山氏
    • 超長期ゾーンの国債買い入れオペは実施回数が減って間隔があく中で弱い結果を見込んでいた向きもいた中では、想定範囲内の無難な結果

 
●ドル・円は108円半ば、来週のFOMCで利下げ姿勢見極めへ

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東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=108円台半ばで小動きだった。米金利上昇に伴いドル高・円安が進んだ海外市場の流れが一服。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ姿勢が焦点となる中、様子見の展開となった。

  • ドル・円は午後3時12分現在、前日比ほぼ横ばいの108円65銭。朝方に108円74銭まで強含むも、海外時間に付けた約2週間ぶり高値(108円75銭)に届かず。108円56銭まで弱含んだ後は108円60銭台でこう着
  • ユーロ・ドルも前日とほぼ変わらずの1ユーロ=1.1146ドル。前日の海外時間は2017年5月以来の安値1.1102ドルから1.1188ドルへ乱高下した後、1.11ドル台半ばに収れん
  • ユーロ・円はほぼ変わらずの1ユーロ=121円06銭。海外時間に1月以来の安値120円05銭から反発して以降、もみ合い相場が継続

市場関係者の見方

大和証券投資情報部の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 今日のところドル・円の今月高値(108円99銭)トライは今晩発表の米GDP(国内総生産)がよほど上振れないと厳しいかもしれないが、FOMC後はその可能性がそれなりにあると思う
  • FOMC後の動きはECB後の動きがヒントになりそう。市場の期待が非常に強いので、少しでもハト派色が薄いと反応が大きくなり、米金利上昇で円安・ドル高の動きとなる可能性

三菱UFJ銀行グローバルマーケットリサーチの内田稔チーフアナリスト

  • ECBが実際の利下げや量的緩和再開以外、事前に予想されたものを全て出してきたにも関わらずユーロが上がってしまったことに照らすと、来週の日銀会合がゼロ回答の場合、相場は一時円高に振れる可能性
  • 一方、ドルが下がるためには9月に追加利下げとのメッセージが聞かれる必要。FOMCは市場の過度な利下げ期待に応えきれず、米長期金利上昇とドル高につながる可能性が高そうだが、一方で金利上昇による米株下落がドル・円の続伸を阻むことになりそう
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