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日本株は反落、米欧利下げ期待度やや低下-決算失望で電機や機械安い

更新日時
  • ECBは金融緩和示唆もユーロ圏経済にはなお強さとドラギ総裁
  • オムロンは業績計画を下方修正、ディスコは四半期決算が予想下回る

26日の東京株式相場は反落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が予想されたほどハト派的な見解を示さなかったほか、米経済指標が堅調で金融緩和への期待がやや後退した。決算で業績悪化が確認されたオムロンやディスコといった機械や電機、日産自動車など自動車株が安い。

  • TOPIXの終値は前日比6.33ポイント(0.4%)安の1571.52
  • 日経平均株価は同98円40銭(0.5%)安の2万1658円15銭

<きょうのポイント>

  • ECBが利下げとQEを示唆-金利階層化など選択肢検討
  • 6月の米耐久財受注はコア資本財が1.9%増-1年強で最大の伸び
  • オムロンは2020年3月期営業利益計画を575億円に下方修正-市場予想663億円
  • ディスコの4-6月期営業利益は71億円、市場予想85億円に届かず
Advance in Japanese Stocks Loses Steam as Trade Concerns Linger

東京都内の証券会社店頭にある株価ボード

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は「株式相場は米国などの利下げ観測でやや暴走気味。金融緩和を示唆し想定通りだったドラギECB総裁のコメントでも若干の失望が広がった」と話した。来週開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)でも、「利下げ幅が一部で予想されている50ベーシスポイント(1bp=0.01%)に届かないとマーケットが過剰反応する公算がある」と言う。
  
  四半期決算を発表した銘柄では、業績予想を下方修正したオムロンや新光電気工業、富士電機、市場予想を下回ったディスコが大幅安。営業黒字を確保した富士通は大幅高。

  アイザワ証券市場情報部の坂瀬勝義国内情報課長は、日経平均株価は前日までの3日間で300円超上昇したため「利益確定売りに押された」と指摘。決算については、会社計画や市場予想を下振れるとの警戒感が強いことから、「投資家は投資行動を控える傾向がある。実際に決算発表後は失望銘柄が素直に売られている」と話した。

4営業日ぶりに反落
  • 東証1部33業種は機械、輸送用機器、ゴム製品といった輸出関連のほか、非鉄金属や証券・商品先物取引が下落率上位
  • 情報・通信、医薬品、精密機器は上昇
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