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米国株は下落、米国債はECB総裁発言で下落

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

25日の米株式相場は下落。大量の企業決算を消化する中、売りが優勢になった。S&P500種株価指数とナスダック総合指数は前日に最高値を更新していた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が予想されたほどのハト派的な見解を示さなかったことから欧州債市場で利回りが上昇。米国債利回りもつれて上昇した。

  • 米国株は下落、大量の決算を消化
  • 米国債は下落、ECB総裁発言で-10年債利回り2.08%
  • NY原油は反発、米在庫の引き締まりや欧州緩和観測で
  • NY金は反落、12月限は1オンス=1427.50ドル

  S&P500種の全11セクターが下落。ダウ工業株30種平均は約2週間ぶりの安値を付けた。4-6月(第2四半期)決算で利益が予想を上回った日用品・工業品メーカーの3Mは上昇して始まったが、下げに転じた。テスラは前日夕に発表した決算が失望を誘い下落。フェイスブックは決算内容については良かったが、連邦取引委員会(FTC)の調査開始を明らかにしたため、売りが優勢になった。

  S&P500種は前日比0.5%安の3003.67で終了。ダウ平均は128.99ドル(0.5%)安の27140.98ドルで終えた。ナスダック総合指数は1%下げた。ニューヨーク時間午後5時現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.08%。

  FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「この日のECBのハト派姿勢にもかかわらず株価が軟調になったため、米金融当局が来週、予想通り利下げを実施しても株価の上値余地がどの程度あるか疑問が生じる」と指摘。「世界経済の先行指標は依然として弱く、ファンダメンタルズ改善を示す兆候が強まらない限り、投資家は買い続けることにますます消極的になっているようだ」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は反発。米国内の原油在庫の引き締まりに注目が集まり買いが入った。ECBが金融緩和を示唆したことも支援材料。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は14セント(0.3%)高の1バレル=56.02ドル。ロンドンICEの北海ブレント9月限は21セント上げて63.39ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ドラギECB総裁がリセッションのリスクはかなり低いとの見方を示したため、逃避先としての魅力が弱まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.6%安の1オンス=1427.50ドルで終了した。

原題:Stocks Approach Day’s Lows; Draghi Whipsaws Euro: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Slide After ECB, Hold Losses After Weak 7Y Auction
Oil Rises as Europe Eyes Stimulus While U.S. Supplies Tighten
PRECIOUS: Gold Declines After Draghi Signals Low Recession Risk

(第4段落にコメントを追加します.)
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