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ドイツ銀行株が上昇、ECBがマイナス金利の影響緩和策を検討で

ドイツ銀行の再建計画に疑いが浮上した翌日、欧州中央銀行(ECB)が助け船を出した。

  ECBは25日、域内銀行に課しているマイナス金利の影響緩和策を検討すると明らかにした。この発表でドイツ銀の株価はほぼ3カ月ぶりの高値に上昇。ECBはこの選択肢として、中銀預金の一部についてマイナス金利の適用を除外する階層化に言及した

Hopes for tiering lead to jump in Deutsche Bank's shares

  ドイツ銀行のジェームズ・フォンモルトケ最高財務責任者(CFO)は前日、ECBが影響緩和措置なしに金利を引き下げれば、同行の再建計画には「重大なリスク」になると発言。このコメントはドイツ銀の再建計画にはほとんど余裕がないことを浮き彫りにしていると受け止められ、市場は否定的に反応した。

  この席でフォンモルトケCFOは「預金金利を引き下げる場合の悪影響を緩和するためECBが活用し得るものとして、階層化は重要な措置だろう」と指摘。「例えば預金金利の10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げによる悪影響を少なくとも打ち消すような提案を実行できるはずで、その十分な余地があると考えている」と話した。

  25日の欧州株式市場で、ドイツ銀の株価は一時5.6%と急騰。ただ、引けまでに上昇率は1.5%に縮小した。

原題:Deutsche Bank Shares Gain as ECB Weighs Impact of Negative Rates(抜粋)

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