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Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

アマゾンは米小売業界を「破壊」した-ムニューシン財務長官

  • 「中小企業はアマゾンと共に繁栄している」とアマゾン広報が反論
  • 米司法省はテクノロジー企業を巡る反トラスト調査開始を表明
An employee moves between stacked boxes and parcels ahead of shipping from the warehouse of an Amazon.com Inc. fulfillment center in Koblenz, Germany.
Photographer: Martin Leissl/Bloomberg

ムニューシン米財務長官は24日、米アマゾン・ドット・コムについて、「競争を抑制」し小売業界を損ねているとの見方を示した。トランプ政権は大手テクノロジー企業が自社の影響力を使って反トラスト法(独占禁止法)違反行為をライバル会社に行っていないか調査すると発表済みだ。

  ムニューシン長官はCNBCとのインタビューで、 アマゾンに「一定の利点はあるものの、全米の小売業界を破壊しており、競争が抑制されたのは間違いない」と語った。

  テクノロジー企業が巨大かつ強力になり過ぎたとの批判が強まる中、米司法省の反トラスト局はハイテクプラットフォームを精査する計画を表明。調査対象企業は明示していないが、アマゾンのほか、フェイスブックやアルファベット傘下のグーグルに照準を定めていることを強く示唆した。

  アマゾンの広報担当はムニューシン長官のコメントに対し、発表文で「中小企業はアマゾンと共に繁栄している」と反論。同社プラットフォーム上の独立事業者による昨年の売上高が計1600億ドル(約17兆3000億円)に達したと説明したほか、米小売売上高の約90%は依然として実店舗が稼いでいると米国勢調査局のデータを基に語った。

  アマゾンによれば、同社の米小売市場でのシェアは4%未満。調査会社イーマーケッターも4%前後とみている。一方、ユーロモニター・インターナショナルは7.7%との見方を示すなど、一部では一段と高いシェアが想定されている。

原題:Amazon Has ‘Destroyed’ U.S. Retail Industry, Mnuchin Says (1)(抜粋)

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