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ソフトバンク株が7カ月ぶり高値、740億円上限に自社株買いへ

Key Speakers at SoftBank World Event Day 2
Photographer: Akio Kon/Bloomberg
Key Speakers at SoftBank World Event Day 2
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

国内通信会社のソフトバンク株が7カ月ぶりの高値を付けた。前日には新株予約権(ストックオプション)の行使に備え、発行済み株式総数の0.96%に当たる4600万株、金額で740億円を上限に自社株買いを行うと発表した。

  25日の株価は一時前日比1.6%高の1466.5円と6営業日続伸。昨年12月19日に新規株式公開(IPO)し、公開価格の1500円はまだ一度も超えていないが、上場初日に付けた高値1464円をきょう初めて上回った。

昨年12月の上場以降のソフトバンク株チャート

  ソフトバンクは昨年12月の株式上場時に従業員にストックオプションを割り当てており、2020年4月から行使できる。広報担当の有山麻季子氏によれば、新株を発行すると希薄化が生じるため、自社株買いを選択したという。取得期間は8月6日から20年3月31日までで、取得方法は東京証券取引所での市場買い付けで行う。

  宮内謙社長は6月の株主総会で、株価の低迷について「経営陣も深く受け止めている」と述べ、来期から役員賞与の半分を株で支払う方針を示した。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の田中秀明シニアアナリストはリポートで、ストックオプション対応の自社株買いについて「好印象」とした半面、取得価格総額が同社株式の売買代金に比べ小さいため、「株価へのプラス影響は限定的であろう」と指摘している。

Key Speakers at SoftBank World Event Day 2

ストックオプション対応で自社株買いを行うソフトバンクの宮内社長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
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