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債券は小幅安、ドラギ発言受けた欧米金利上昇-日銀オペ結果は下支え

更新日時

債券相場は小幅に下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受けて前日の欧州や米国の長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが先行した。日銀が実施した国債買い入れオペ結果で買われる場面もあったが、取引終盤にかけては週末を控えて再び売りが優勢となった。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比1銭安の153円73銭。7銭安の153円67銭で始まった後、じり高となり、一時3銭高の153円77銭に上昇する場面もあった
  • 新発10年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.15%。一時横ばいに戻す場面
  • 新発20年債利回りは一時0.215%、新発30年債利回りは0.355%といずれも0.5bp上昇

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • きょうは米欧金利の上昇を受けて長めのゾーンでは上値がやや重いが、基本的にはプラスの金利を求める消去法的な買いに支えられるだろうし、売り物も乏しい
  • 今夜発表の米国内総生産(GDP)統計が良い結果だと米金利が上昇する公算なので、東京時間のうちにポジション調整の動きも

日銀オペ

  • 対象は残存期間10年超25年以下と25年超
  • 買い入れ額は1800億円と400億円で、いずれも前回と同じ
  • SMBC日興の竹山氏
    • 超長期ゾーンの国債買い入れオペは実施回数が減って間隔があく中で弱い結果を見込んでいた向きもいた中では、想定範囲内の無難な結果
  • 備考:過去の国債買い入れオペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.215%-0.240%-0.150%0.210%0.355%0.400%
前日比横ばい横ばい+0.5bp横ばい+0.5bp+1.0bp

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