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ボリス・ジョンソン氏が英保守党党首選に勝利、次期首相就任へ

  • ジョンソン氏は24日に首相就任、女王が正式任命へ
  • 10月末のEU離脱までわずか100日、強行離脱も辞さずの構え
Boris Johnson, leader of the U.K. Conservative Party

Boris Johnson, leader of the U.K. Conservative Party

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg
Boris Johnson, leader of the U.K. Conservative Party
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

ボリス・ジョンソン前外相が英保守党党首選挙を制し、メイ首相の後を引き継ぎ次期英首相に就任する。

  6週間にわたる選挙戦を通じてリードしていたジョンソン氏は、保守党党員約16万人による投票でハント外相を破った。

  ジョンソン氏は受諾スピーチで、「懐疑派の全てに言いたい。われわれは英国を活性化し、10月31日の離脱を成し遂げる。やればできる、という新たな意欲を持ち込み、あらゆる機会を活用する」と語った。

ボリス・ジョンソン氏

Source: Bloomberg)

  次期首相は10月末の欧州連合(EU)離脱までわずか100日の間に新たな離脱協定を交渉しなければならない。EUの反対に加え、ジョンソン氏の首相就任を見込んで辞任した閣僚ら党内の反ジョンソン機運も広がる。

  ジョンソン氏の反対勢力は合意なき離脱阻止を決意している。保守党が議会での過半数を持たず北アイルランドのプロテスタント政党、民主統一党(DUP)の協力を必要としていることも問題を複雑にする。
 
  DUPの協力を得たとしても与党勢力の議会での優位はわずかでしかない。保守党党員の一部は総選挙が不可避と考えており、ジョンソン氏のチームも秋の早期選挙に向け作戦を練っている。

  ジョンソン氏はメイ首相が交渉した離脱協定を却下し、10月31日の離脱までにより良い離脱条件を交渉すると言明している。同氏の主な目的は、アイルランドとの国境を巡るいわゆるバックストップを白紙撤回することだが、EUは断固拒否の姿勢を変えていない。両者の姿勢に変更がなければ、英国は10月末に合意のないままEUを離脱することになる。

  ジョンソン氏は24日に首相に就任する。バッキンガム宮殿を訪れエリザベス女王から正式に任命される。その後の数時間で組閣し、25日にEU離脱計画について議会でスピーチする予定。

原題:Boris Johnson Wins Race to Be Next British Prime Minister(抜粋)
Boris Johnson Wins Race to Be Next British Prime Minister

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