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超長期債が上昇、世界経済の先行き不透明感で買い圧力

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。国際通貨基金(IMF)が世界の経済成長見通しを再び引き下げるなど先行き不透明感が根強い中、金利の先安観を背景に買い圧力が強まった。一方、2年債入札をあすに控えて、中期ゾーンは上値が重かった。

  • 新発30年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.355%と、18日以来の低水準。新発40年債利回りは1bp低い0.4%
  • 新発10年債利回りは横ばいのマイナス0.15%
  • 一方、新発5年債利回りは0.5bp高いマイナス0.235%
  • 長期国債先物9月物の終値は前日比1銭安の153円68銭。一時は153円65銭まで下落

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 世界的な景気減速懸念はまだ続いており、各国中銀の金融緩和姿勢は当面変わらず、金利も大きく上がらないだろう
  • そうした状況下で、超長期ゾーンは前日の40年債入札の結果がやや低調だったものの、利回りが上昇すれば押し目買いが入るというのは変わらない
  • 一方、あすには2年債の入札を控えて、中期ゾーンは上値が重い

背景

  • IMF、世界経済成長見通しを再び下方修正
  • 欧州中央銀行(ECB)は25日に政策委員会を開く。市場では9月利下げが示唆されるとの見方

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.205%-0.235%-0.150%0.220%0.355%0.400%
前日比横ばい+0.5bp横ばい横ばい-1.0bp-1.0bp
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