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FOMC、この先どう動くか-投機家と資産運用会社の見方分かれる

  • ユーロドル先物に関するポジショニングのデータ、異なる見方示す
  • 市場が織り込む緩和の幅の大きさを資産運用会社は疑問視か
パウエルFRB議長

パウエルFRB議長

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
パウエルFRB議長
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

想定される米利下げが近づくにつれて、投機家と資産運用会社は米連邦公開市場委員会(FOMC)の行動について、ますます異なる見方をするようになっている。

  米政策金利の目先の動向に敏感なユーロドル先物に関するポジショニングのデータは、2つのグループの乖離(かいり)拡大を示している。

  米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、投機家はここ数週間にネットロング(買い持ち)ポジションを増やした。大幅な利下げを見込んでいることが示唆される。一方、資産運用会社は、ショートポジションを維持するばかりでなく増やしており、市場が織り込む緩和の幅の大きさを疑問視していることがうかがわれる。

The divergence between speculators and asset managers has grown

  2グループの姿勢の差は4月から存在しているが、最近の当局者発言から来週の利下げ幅を推測しようと市場参加者が腐心する中で拡大してきた。米オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は現在、30、31両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.3ポイント程度の利下げを織り込んでいる。

  CFTCのデータによると、16日終了週の投機家のユーロドル先物ネットロング2008年以来で最大の151万枚。一方、資産運用会社のネットショートは18年10月以来最大の167万枚に増えていた。このようにポジショニングが分かれていることを踏まえると、FOMC決定後には混乱があるかもしれない。

原題:Speculators at Odds With Asset Managers on Near-Term Fed Bets(抜粋)

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