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NZ中銀、非伝統的な金融政策戦略を練り直し-金利低下に伴い

  • 戦略一新するプロジェクトの検討開始も「極めて早期の段階」
  • 「念のために準備するなら今のうちだ」とANZエコノミスト

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレート(OCR)が過去最低を更新すると見込まれる中、非伝統的な金融政策戦略をあらためて練り直している。

  NZ中銀は非伝統的な政策措置への取り組みに関する情報公開法に基づく要請への回答で、「今年に入り非伝統的な金融政策の戦略・実施を練り直すプロジェクトを検討し始めたが、極めて早期の段階にある」と説明。同国の経済的利益を損なう恐れがあるとの理由で、ブルームバーグが要求した情報の公表は拒否した。中銀の報道官はそれ以上のコメントはないとしている。

  NZ中銀は5月に政策金利を1.5%に引き下げたが、成長減速とインフレ低迷の中でエコノミストらは来月に1.25%への追加利下げがあると見込んでいる。年末までに1%に引き下げられるとの予想もあるが、そうなれば大規模な経済ショックが生じた場合に中銀には手段がほとんど残されていないことになる。

  NZ中銀は日米欧の中銀とは異なり、非伝統的政策を使うことなく世界的な金融危機を乗り切った。ただ、金利が危機前の水準にすぐに戻る可能性は低く、新たな危機が発生した場合には緊急時対応策を講じる必要があると同行は認識している。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のエコノミストは非伝統的金融政策に関する先月のリポートで、「NZのような小規模な開放経済では景気後退に関する警告がほとんど示されないことが多く、伝統的金融政策では対応の余地がはるかに少ない」と指摘。「念のために準備するなら今のうちだ」と付け加えた。

原題:RBNZ to Refresh Unconventional Policy Strategy as Rates Drop(抜粋)

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