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蘭フィリップスが中国に生産移管へ、超音波機器など-貿易戦争に対応

  • 関税回避に向け現地のサプライチェーンを強化する
  • CEOは米中関係が引き続き今年最大の懸念であることを示唆

医療用スキャナーから電動歯ブラシまでさまざまな機器を製造するオランダのロイヤル・フィリップスは、米中貿易戦争への対応策として中国への生産移管を進め、現地のサプライチェーンを強化する。

  同社の中国事業は4-6月(第2四半期)に2桁の伸びを達成。こうした中で最新の診断機器への政府投資や新興の民間ヘルスケア業界からの受注による機会を見逃すわけにはいかない。

  米トランプ政権が発表済みの次の対中追加関税が発動されれば、フィリップスの負担はさらに2000万ユーロ(約24億円)増える見通しで、フランス・ファン・ホーテン最高経営責任者(CEO)は世界の生産体制見直しを迫られた。中国で全て生産していた呼吸マスクは近く米州でも生産を開始するほか、超音波機器は中国での需要に対応し、関税の影響を回避するため現地生産を増やす。

  ファン・ホーテンCEOは「各大陸で製造する中で当社は地域の製造ハブ戦略を採用する方向にあり、これまでより対応力が高まる」とブルーバーグテレビジョンとのインタビューで語った。自身にとって米中関係が引き続き今年最大の懸念であることも示唆した。

  同社が22日発表した4-6月期決算では、売上高の伸びがアナリストの予想平均を上回った。

Stock performance 2019 Philips versus Siemens Healthineers

原題:
Philips Rejigs Plants in China to Counter Fallout From Trade War(抜粋)

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