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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株反発、テクノロジー高い-原油も上昇

更新日時
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

22日の米国株相場は反発。テクノロジー株がけん引した。今週は企業決算の発表が多く予定されており、市場では注目が集まっている。ペルシャ湾での緊張が高まる中で原油相場も値上がりした。

  • 米国株は反発、テクノロジー銘柄がけん引
  • 米国債は上昇、0.5ポイント利下げの見方が後退
  • NY原油は上昇、中東での緊張巡り懸念強まる
  • NY金はほぼ変わらず、FOMC会合控え様子見

  この日はアップルが高い。モルガン・スタンレーによる目標株価の上方修正を好感した。マイクロン・テクノロジー、ラムリサーチ、アプライド・マテリアルズも上昇。ゴールドマン・サックスはこれら3社の投資判断を「買い」とし、従来の「中立」から引き上げた。ダウ工業株30種平均は小幅高となった。米国債相場も上昇。米金融当局が今月の政策会合で0.5ポイント利下げするとの見方が後退した。

  元メリルリンチのトレーダーで、市場分析のニュースレターを創設したトム・エッセイ氏は顧客リポートで「大手の多国籍企業やテクノロジー企業の一部で決算発表が始まり、貿易戦争の影響がより鮮明に示されるだろう。幅広く相場を動かす可能性はある」と記した。

  S&P500種株価指数は前週末比0.3%高の2985.03。ダウ工業株30種平均は17.70ドル(0.1%)上げて27171.90ドル。ナスダック総合指数は0.7%上昇。米国債市場では、ニューヨーク時間午後4時57分現在、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.05%。

  今週は数多くの企業決算が予定されており、市場は景気減速の兆候や貿易摩擦の企業利益への影響について手掛かりを得ようと注目している。貿易問題に関しては、中国の国営メディアによると、米中の交渉担当者らの直接協議が近く再開される見込みだ。

  パインブリッジ・インベストメンツ(ニューヨーク)のマルチアセット戦略グローバル責任者、マイケル・ケリー氏は「貿易協議が再開するのは素晴らしい」とし、「協議により米中双方が何かしら得られる大きな余地が生まれ、われわれとしては3000億ドルの追加関税という最悪のケースを回避できる可能性がある」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は上昇。ここ1週間余りで最大の上げとなった。イランによる英タンカー拿捕(だほ)でエスカレートする中東での緊張を巡り、懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は59セント(1.1%)上昇し1バレル=56.22ドル。上昇率は10日以降で最大。8月限の取引は22日で終了する。事実上の中心限月となった9月限は46セント高の56.22ドル。ロンドンICEの北海ブレント9月限は79セント高の63.26ドル。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合を来週に控えて様子見姿勢が広がった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は1オンス=1426.90ドル。

原題:Tech Shares Lead Gains Before Earnings; Oil Rises: Markets Wrap(抜粋)
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(第5、6段落を追加し、更新します.)
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