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黒田総裁、世界経済の不確実性高まる-日本経済への影響を注視

黒田総裁

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Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
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日本銀行の黒田東彦総裁は世界経済の成長を巡り懸念が高まっている状況に注意しながら、インフレを2%の目標に引き上げるため「しっかりと強力な金融緩和を続けていく方針だ」と表明した。

  黒田総裁は22日にワシントンの国際通貨基金(IMF)で講演し、「世界経済を巡る不確実性が高まっており、国際金融市場でも、やや神経質な動きがみられる」と指摘。「これが、日本の経済・物価に及ぼす影響については、十分注視していく必要がある」と語った。

  総裁は「日本銀行としては、今後とも、経済・物価・金融情勢とともに、さまざまなリスク要因を注意深く確認しつつ、政策効果のベネフィットとコストの比較衡量も行いながら、適切な政策運営を行っていく」と続けた。

BOJ's key inflation gauge hasn't topped 1% in years

  また、日銀が強力な金融緩和を続けるもとで、日本の「経済は大きく改善している」と発言。「物価が持続的に下落するという意味でのデフレではなくなっている」と話した。

  その上で、「2%に向けた物価のモメンタムを途切れさせないよう、しっかりと強力な金融緩和を続けていく方針だ」と言明した。

原題:
BOJ’s Kuroda Says Monitoring Heightened Global Uncertainties(抜粋)

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