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アップルの目標株価引き上げ、業績期待で-モルガン・スタンレー

Apple Stores In Shanghai As U.S. Hikes Tariffs With China Talks Poised for Second Day
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
Apple Stores In Shanghai As U.S. Hikes Tariffs With China Talks Poised for Second Day
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

モルガン・スタンレーは、米アップルの目標株価を引き上げた。1週間足らず前にはレイモンド・ジェームズもアップル株の投資判断を格上げしており、アップルに対するウォール街のセンチメントが好転し始めている可能性がある。

  モルガン・スタンレーのアナリスト、ケイティー・ハバティ氏は、アップルの目標株価を247ドルに改めた。従来は231ドル。リポートで同氏は、来週30日発表の4-6月決算で前向きな内容が見込まれるほか、7-9月の業績ガイダンスが市場予想を下回る「リスクは低い」と記した。

  レイモンド・ジェームズも先週、アップルの投資判断を「アウトパフォーム」とし、従来の「マーケットパフォーム」から引き上げた。アップル株に対しては今年に入って市場で弱気が強まり、モルガン・スタンレーなどの見方は対照的だ。ローゼンブラット・セキュリティーズも7月に判断を引き下げ、アップル株に対する「売り」判断は少なくとも1997年以降で最多となった。

Average price target returning to January levels

  モルガン・スタンレーのハバティ氏は顧客リポートで、「投資家のセンチメントは異例なほどネガティブで、われわれとしては驚きが続いている」とし、「7-9月の見通しに関するコンセンサスは、市場期待の低さを示唆していると考えられる」と記した。ハバティ氏はアップル株に対する投資判断「オーバーウエート」を維持し、年末に向けたトップピック銘柄の1つに指定している。

  4-6月は「アップストア」の好調でサービス収入の伸びが昨年3月以降初めて拡大すると予想。中国での「iPhone(アイフォーン)」販売も改善の兆しが見られるとしている。このほかモルガン・スタンレーは、2020年に向けて株価を押し上げる「複数」の材料があると指摘。今年下期は「アップルカード」や「アップルTV+」、「アップルアーケード」の投入がサービス収入を押し上げると見込んだ。  

  来年以降については、2020年9月の発売が予想される第5世代(5G)移動通信ネットワーク対応のアイフォーンに市場の注目は移ると予想。アイフォーンの買い替えサイクルが始まる可能性があると指摘した。

原題:Apple Target Raised at Morgan Stanley Amid Low Expectations (1)(抜粋)  

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