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天野之弥氏が死去、IAEA事務局長-福島原発事故などの対応指揮

国際原子力機関(IAEA)の事務局長として10年間、イラン核開発調査や福島原発事故の事後処理などを率いた天野之弥氏が死去した。72歳だった。

  IAEAは22日の声明で天野氏の死亡を確認したが、死因などの詳細には触れていない。健康悪化はこの1年間に表面化し、同氏は生前に辞任を計画していた。

  天野氏が理事会に宛てた辞意表明の書簡に記すつもりで書いたメッセージを、IAEAは公表した。「当機関はこの10年間、『平和と発展のための原子力』という目的に向けて確固たる成果を残した。われわれの業績を私は非常に誇りに思うと同時に、加盟国とスタッフに感謝している」。

AUSTRIA-POLITICS-NUCLEAR-ENERGY-IAEA

天野之弥氏

  欧州連合(EU)のモゲリーニ外交安全保障上級代表は、天野氏について、「類いまれな献身的努力とプロ意識の人だった。極めて公平な姿勢で常に国際社会に貢献してきた」とツイッターに投稿。「心から悲しく思う」と哀悼の意を表した。

原題:Yukiya Amano, Japanese Diplomat Who Led Iran Probe, Dies at 72(抜粋)

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