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債券上昇、米独金利低下で買い優勢-40年債入札弱めで午後売り場面も

更新日時

債券相場は上昇。米国やドイツで長期金利が低下した流れを引き継いで買いが先行した。午後は40年債入札がやや弱い結果になったのを受けて超長期ゾーンを中心に売りが優勢となったものの、取引終盤にかけて持ち直した。

  • 長期国債先物9月物の終値は前日比9銭高の153円69銭。午後には40年債入札結果を受けて一時153円61銭まで伸び悩んだが、引けにかけて買いが再び優勢となった
  • 新発10年債、20年債の利回りはともに0.5ベーシスポイント(bp)低下
  • 新発40年債利回りは0.5bp低い0.405%で始まったが、入札結果発表後には0.42%まで上昇。その後0.415%に戻す

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 40年債入札は市場予想よりやや弱い結果。今月に入って投資家の買いが一服していることや米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見姿勢に加え、業者のショートカバーも限定的だったもよう
  • 今週は欧州中央銀行(ECB)理事会、来週はFOMCがあるので、海外金利の変動は限定的とみられ、日本国債市場でも安くなったら押し目買いが出るだろう

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 中短期から長期ゾーンにかけては、25日の2年債入札に向けた調整が生じる可能性はあるが、海外金利にも大きな動きがみられない中、円金利単独での上昇は考えづらい

背景

  • 22日の米10年国債利回りは1bp低下の2.05%程度で終了、ドイツの10年物国債利回りは2bp低いマイナス0.346%と約2週間ぶりの低水準

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.425%と、ブルームバーグがまとめた市場予想の0.415%を上回る弱い結果
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.02倍と2017年11月以来の低水準、前回は3.87倍
  • 備考:過去の40年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.205%-0.235%-0.145%0.225%0.370%0.415%
前日比横ばい横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp+0.5bp
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