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香港デモ、中国出先機関に直接抗議-一部デモ隊と警察が衝突

  • 夜になって居残っていたデモ隊に警察が多数の催涙弾使用
  • 中国の出先機関前にデモ隊が集結、香港政府は非難

香港では21日、「逃亡犯条例」改正案の完全撤回などを求める大規模デモが行われ、デモ隊の一部が一時、中国政府の出先機関「香港連絡弁公室」を包囲した。夜になって警官隊は居残っていたデモ隊の排除に乗りだし衝突、多数の催涙弾が使用された。

HK protest

香港島・上環で催涙弾を使用した警官隊

写真家:Justin Chin / Bloomberg

  香港政府は香港連絡弁公室の前に集結したデモ隊について、「国家主権に公然と反旗を翻す」行為だとして非難した。

  6週連続となった反政府デモにより、香港政府への圧力は増している。デモ主催者の民主派団体「民間人権陣線」によると、21日のデモには43万人が参加。一方、警察はピーク時の参加者は13万8000人だったとしている。

  「民間人権陣線」は今回のデモでは逃亡犯条例改正案の完全撤回のほか、逮捕されたデモ参加者の恩赦、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の辞任を求めていると説明した。

  林鄭長官は今月9日、逃亡犯条例改正案は「葬られた」と発言したが公式に撤回はせず、政府が復活させる可能性が残ったことで市民のさらなる反発を招いた。

Tens of Thousands March in Hong Kong Anti-Government Protest

香港の抗議デモ(21日)

Bloomberg

  

  

  

  

原題:Thousands March in Hong Kong as Police Use Tear Gas on Crowds(抜粋)

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