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英、イランへの圧力強める-ホルムズ海峡でのタンカー拿捕

  • さらなる措置を講じる-ハント外相が声明発表
  • イラン資産の凍結を含む外交・経済的措置を検討と英紙

ホルムズ海峡で英国のタンカーがイラン革命防衛隊に拿捕(だほ)された問題で、英政府はイランに対する圧力を強めている。拿捕された「ステナ・インペロ」の即時解放を求めるとともに、20日にはイランの臨時代理大使を呼び出した。

  英政府はイランに対し「重大な結果」が起こり得ると警告。また、英国の船舶にホルムズ海峡周辺の航行を回避するよう助言した。

  ハント英外相は声明で、英国は来週、さらなる措置を講じると表明したが、どのような行動になるかは明らかにしなかった。英紙サンデー・テレグラフによると、イラン資産の凍結を含む外交・経済上の措置が検討されている。また英政府は、イランに再度制裁を科すため欧州連合(EU)と国連に働き掛ける可能性もある。

  エネルギーコンサルティング会社ペトロマトリックスのマネジングディレクター、オリビエ・ジャコブ氏は、「イランは明らかに報復戦略を取っており、19日に起きたこともその枠内でのことだと私は考える」と指摘した。

  国営イラン通信(IRNA)が当局者を引用して伝えたところによると、英タンカーは漁船と衝突した後で拿捕された。乗組員23人は全員とも英国人以外で、安全上の理由から船内にとどまる。

  タンカーを保有するステナ・バルクは、イランのバンダルアバス港の当局者と連絡を取った保険会社から乗組員の健康状態は良好であると伝えられたことを明らかにした。また、乗組員との面会も要請しているという。

原題:U.K. Steps Up Pressure on Iran to Release Seized Oil Tanker (3)(抜粋)
Stena Says Captured Ship at Bandar Bahonar, Seeking Crew Visit(抜粋)

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