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ソフトバンクの価値は最大約21兆円、50%過小評価も-バロンズ

更新日時
  • 株式市場での評価額が原資産を30-50%下回っていると同紙
  • 純債務を差し引いた企業価値は最大1966億ドルの可能性と同紙
SoftBank Group Corp. Pepper humanoid robota stand during the SoftBank World 2019 event in Tokyo.

SoftBank Group Corp. Pepper humanoid robota stand during the SoftBank World 2019 event in Tokyo.

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
SoftBank Group Corp. Pepper humanoid robota stand during the SoftBank World 2019 event in Tokyo.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

ソフトバンクグループの株式市場での評価額は原資産を30-50%下回っており、同社の「将来に対する劇的に割安な投資」を行うチャンスが投資家に提供されていると米経済紙バロンズが7月22日のカバーストーリーで報じた。

  バロンズによれば、1)上場企業への出資、2)ソフトバンクGが所有する事業、3)「ビジョン・ファンド」という同社の3つの主要セグメントを分析した総和は、純債務を差し引いた同社の企業価値が1966億ドル(約21兆2000億円)と、現在の時価総額(1000億ドル)を上回っていることを示唆する。

  ソフトバンクの孫正義会長兼社長は、特に人工知能(AI)を中心とする「テクノロジーの発展への戦略的投資会社」と同社を位置付ける象徴的なリーダーだと同紙は指摘した。アリババ・グループ・ホールディングの保有株だけで現在の時価総額を上回るとしている。

  一方、バロンズは米貨物輸送会社フェデックスについて、電子商取引の成長と利益率向上で今後2年の増益率が年平均12%に達する可能性が高く、現在167ドル前後で取引されている株価は、200ドルまで上昇することがあり得ると予想。アマゾン・ドット・コムからの競争上の脅威を巡る懸念は行き過ぎとの見解を示した。

  オンライン動画配信サービスの米ネットフリックスについては、過去の後退局面は買いの好機だったが、今回は状況が異なる可能性があるというローゼンブラット・セキュリティーズのアナリストの分析を引用し、先週の決算で示されたような予想外の数字は「前例のない」ものであり、「競争に直面する気配がある」との見方を伝えた。

原題:BARRON’S ROUNDUP: SoftBank Is ‘Crazy Cheap’; FedEx Set to Rise(抜粋)

(フェデックスとネットフリックスの分析を追加して更新します.)
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