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イラン革命防衛隊が英タンカー拿捕、ホルムズ海峡の緊張高まる

更新日時
  • 問題が解決されなければ重大な結果が生じることになる-英当局
  • トランプ大統領はこの事件を巡り「英国と連携」すると発言

イラン革命防衛隊が19日、ホルムズ海峡で英国のタンカーを拿捕(だほ)、英当局は即時解放を求めた。世界エネルギー供給の要衝を巡って緊張が高まっており、このニュースで北海ブレント原油は一時1.4%上昇した。

  当初、英国の石油タンカーとリベリアの国旗を掲げた船舶の計2隻が拿捕とされていたが、後者はイランの沿岸を離れ国際水域に向かったと報じられた。

  ハント英外相ら英政府幹部は同日夜、この問題を巡り緊急会合を開催。その後当局は、問題が解決されなければ重大な結果が生じることになるとの声明を発表するとともに、英国船籍に対し当面、ホルムズ海峡周辺に近づかないよう勧告した。

  トランプ米大統領はホワイトハウスで記者団に対し、この事件を巡り「英国と連携」すると発言。「イランは問題以外の何ものでもないという、私がいつも言っていることを示している」と述べた。

  イランと英国の間では今月初め、英領ジブラルタルの沖合でイラン産原油を積んだタンカーの英国側による拿捕が起きている。報道によると、この日先にジブラルタルの司法当局はタンカーの拘束期間の延長を命じていた。

  拿捕された英タンカー「ステナ・インペロ」は調査のためバンダルアバス港に入ったと、イランのファルス通信が当局者の話として伝えた。インド国籍18人、ロシアなどその他の国籍5人となる乗員は安全上の理由から船内にとどまることになるという。

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原題:Iran’s Revolutionary Guard Seizes U.K. Tanker as Tensions Soar(抜粋)

(タンカー乗員に関する報道などを追加し更新します.)
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