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ウォーレン氏が「吸血鬼」PE会社標的とする規制案-米大統領選に向け

  • 「ウォール街が経済を略奪し、米政府が手を貸している」と同氏
  • 「成功報酬」を巡る税制優遇措置を終わらせることも目指す

2020年の米大統領選に出馬表明している民主党のエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)は18日、プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社に新たな規制を課す政策提案を公表した。トランプ大統領が進めてきた金融業界の規制緩和の流れを変える狙いがある。

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エリザベス・ウォーレン上院議員

Elizabeth Warren

  ウォーレン氏の「経済的愛国主義」の提案は、会社を買収する際に「最後の一滴まで血を絞り取り、その企業が倒れても富を増やして立ち去る吸血鬼」のようにしばしば振る舞うと同氏が表現するPE投資会社の在り方を変えることに主眼を置く。

  PE投資会社が買収する企業の退職年金債務などに責任を負うことを義務付ける一方、支配下に置く事業体の成功にPE会社の利益を連動させ、「成功報酬」を巡る税制優遇措置も終わらせることを目指す。

  ウォーレン氏はミディアム・ドット・コムに掲載した政策提案に関する説明の中で、「ウォール街が経済を略奪し、米政府がそれに手を貸している。経済の残りの部分を苦境に置きながら自分のポケットを膨らませるために大手金融会社が経済を略奪する状況に私はうんざりしている」と主張した。

原題:Warren Declares War on Private Equity ‘Vampires’ in 2020 Plan(抜粋)

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