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米国株が反発、米利下げ観測-国債は続伸

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

18日の米株式相場は反発。経済に危うい兆候が出てきたら、中央銀行は速やかに行動する必要があるとニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が述べた後、上昇に弾みがついた。米国債は続伸。

  • 米国株は反発、半導体に買い-ネットフリックス急落
  • 米国債は続伸-10年債利回り2.02%
  • NY原油は4日続落、米中貿易や過剰供給を不安視
  • NY金は続伸、米景気先行指標の低下やドル安加速で

  金融や消費関連銘柄の上げが目立ち、S&P500種株価指数の上昇に寄与した。アップルなど向けに半導体を受託生産する台湾積体電路製造(TSMC)が明るい見通しを示したことで、半導体株が買われた。一方、ネットフリックスは米加入者数の減少が嫌気されて急落、NYSE・FANGプラス指数を押し下げた。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%高の2995.11。ダウ工業株30種平均は3.12ドル(0.1%未満)高の27222.97ドル。ナスダック総合指数は0.3%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.02%。

  ニューヨーク原油先物相場は4営業日続落。米中貿易戦争の休戦状態を巡る悲観論が引き続き重しとなった。ロシアの石油パイプラインの稼働が全面再開したと伝わり、過剰供給不安も広がった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は1.48ドル(2.6%)安の1バレル=55.30ドルと、約1カ月ぶりの安値で終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は1.73ドル安の61.93ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。6月の米景気先行指標総合指数が予想外に低下したことやドル安を背景に、上昇に転じた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.3%高の1オンス=1428.10ドル。

  イランが制裁緩和を条件に核査察の強化を受け入れると提案したとの報道で、株式相場はいったん押し上げられたものの、イランの無人機を米海軍が撃墜したとトランプ大統領が明らかにすると、伸び悩んだ。通常取引終了後に発表した決算で売上高が予想を上回ったマイクロソフトとクラウドストライク・ホールディングは、時間外で株価が上昇した。

  JPモルガン・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)でグローバル債券責任者のボブ・マイケル氏は、「今は貿易戦争のさなかだ。企業利益に影響が出ており、中銀はそうした状況に早急に対応せざるを得なくなっている」と、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで述べた

原題:U.S. Stocks Climb, Dollar Falls on Fed-Cut Wagers: Markets Wrap(抜粋)
Oil Falls to Four-Week Low on Trade Angst, Oversupply Worries
PRECIOUS: Gold Rebounds to Six-Year High as Dollar Declines

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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