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Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

G7会合「下振れリスク」認識、財政からの経済支援を約束

From left to right, Jerome Powell, chairman of the U.S. Federal Reserve, Steven Mnuchin, U.S. Treasury secretary, Melinda Gates, co-chair of the Bill and Melinda Gates Foundation, and David Malpass, president of the World Bank Group, take part in a round table discussion at the Group of Seven (G-7) finance ministers and central bank governors meeting in Chantilly, France, on Thursday, July 18, 2019. Global finance chiefs found common ground in their fear of Facebook Inc.’s Libra initiative as they met to discuss more contentious issues from digital taxation to the economic outlook.
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議は、世界経済を脅かすリスクが高まっているとの認識で一致し、こうしたリスクが顕在化するようであれば財政面から経済を支えるべきだと約束した。

  フランスのシャンティイで2日間にわたって開かれたG7は、世界経済の成長は安定に向かっており、来年は緩やかな改善が見込めるが、依然として「下振れリスク」があると判断。景気改善の時期は、6月の20カ国・地域(G20)首脳会議(大阪サミット)で想定されたよりも遅くなる。

  フランスがまとめた議長総括は、「財政政策は柔軟、かつ成長志向でありながら、必要なところで緩衝の余地を再び設けるものであるべきだ」と指摘。「金融政策は引き続き金融の安定に留意し、金融政策だけではすべての経済的課題に対処できないことを認識しながらも、経済活動を支え続ける」とした。

財政政策について話す欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)

  為替については世界経済の成長支援を目指すとして、これまでの見解を踏襲。トランプ米大統領がたびたび強いドルへの不満を表明し、他国が戦略的に自国通貨の下落を誘導していると非難しているが、G7はこの主張への反応は避けた格好だ。

その他のハイライト

  • フェイスブックが計画するデジタル通貨「リブラ」に対する懸念と、必要に応じてプロジェクトを阻止する意志でおおむね一致
  • デジタル課税では米国とフランスの意見が衝突した後、OECDがこの問題を「さらに調査する」ことでG7は合意
  • サイバー犯罪リスクへのアプローチで協調、数年内に演習プログラムを確立へ

原題:Global Economy Threats Prompt Cautious G-7 Pledge on Fiscal Aid(抜粋)

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