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Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

ローンから「解放」された米住宅所有者は約4割、過去10年で増える

  • 不動産情報サイト、ジローのデータ分析が示した
  • 過去10年に完済者の比率が5.5ポイント上昇
Hamptons Luxury homes
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

住宅ローンから解放された米国人が増えている。

  米世帯の約37%が住宅ローンを「完済し縛られていない」と、不動産情報サイトのジローによるデータ分析が示した。この比率は世界的金融危機後に上向き、過去10年ではローンを完済した住宅所有者の割合が5.5ポイント上がった。

Mortgage Free

  リアルター・ドットコムの経済調査ディレクター、ハビエル・ビバス氏は住宅の資産価値からローンを差し引いた「ホームエクイティーの部分が大きいことは好ましいほか、ローンを抱えていない住宅所有者の増加は一段と明るい経済状況に沿っており、だからこそ過去10年間に完済者の比率上昇が見られた」と指摘した。

  ジローによれば、人口高齢化と住宅所有者層の変化もこうした傾向の理由の一つ。生計費の上昇と学生ローンなどが理由で米国の若い層は住宅購入を先延ばしにする公算が大きく、その結果、住宅保有者層の大きな部分を年齢が高めの米国人が占め、彼らは年数をかけてローンを払い終えつつ富も構築する。ただ、若い層が年齢を重ねて不動産市場に入る中で、この傾向は逆転する可能性もある。

Cheaper Homes, Less Debt

Areas with lower living costs have higher rates of mortgage-free owners

Source: Zillow

原題:About 40% of U.S. Homes Are ‘Free and Clear’ of a Mortgage (1)(抜粋)

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