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独SAP:増収増益もクラウド受注の伸び鈍化-4~6月期

  • 4-6月期のクラウド新規受注は15%増、前期は26%増
  • 通期の営業利益見通しを堅持、クラウド収入は最大39%増と予想

ドイツのソフトウエア会社SAPのクラウド事業は逆風の兆しに直面している。今後の売上高の伸びを示唆する指標として注目されるクラウド新規受注の伸びが4-6月(第2四半期)に鈍化した。

  クラウド新規受注は為替変動の影響を除いたベースで15%増。1-3月(第1四半期)は26%増だった。SAPは計100億ドル(約1兆800億円)余りを投じて、クラウド事業を手掛ける米スタートアップ企業のクアルトリクス・インターナショナルとカリダス・ソフトウエアを買収し、ポートフォリオ強化に取り組んできた。

  4-6月期の総売上高は11%増の約67億ユーロ(約8100億円)。クラウド収入は40%増えた。株価は年初来で38%上昇。同社の取り組みがいずれ奏功するとの投資家の楽観的観測が背景にある。非国際会計基準(IFRS)ベースの営業利益は11%増の18億ユーロ。

  SAPは2019年通期について、非IFRSベースの営業利益(為替変動の影響を除く)が78億5000万-80億5000万ユーロになるとの見通しを堅持した。クラウド収入の伸びは最大39%とみている。

原題:SAP’s Cloud Growth Stumbles Amid Focus on Profitability Gains(抜粋)

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