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TSMC、7-9月売上高見通しが予想上回る-先端チップ下支え

更新日時
  • 7-9月の売上高見通しは91億-92億米ドル-予想89億米ドル
  • 会社予想は世界の半導体低迷を巡る懸念を和らげる可能性

半導体の受託生産で世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が18日公表した7-9月(第3四半期)の売上高見通しは市場予想を上回った。スマートフォンの低迷や米国による華為技術(ファーウェイ)への制裁措置による影響をかわし、最先端チップの需要が下支えする。

  TSMCは7-9月の売上高を91億-92億米ドル(約9800億-9910億円)と見込んでいる。市場予想平均は約89億米ドルだった。

  同社が示した見通しは、世界の持続的な半導体低迷を巡る懸念を和らげる可能性がある。各国が第5世代(5G)移動通信ネットワークを展開しようとする中、TSMCの半導体製造の技術的優位は、先端の高性能製品の需要を大きく取り込むことに寄与するかもしれない。

  魏哲家最高経営責任者(CEO)は台北で記者団に対し、同社のビジネスは底入れし、持ち直し始めるとの見通しを示した。7-12月(下期)については「非常に力強い需要を見込んでいる」と話した。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのチャールズ・シュム氏は「会社予想は経営陣が7-12月の需要回復に自信があることを示している。アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からの新規受注による押し上げが恐らくある」と分析。10-12月(第4四半期)までに「粗利益率は50%に戻せるとわれわれは見込んでいる」とコメントした。

  4-6月の純利益は668億台湾ドル(約2320億円)と前年同期比で減少したが、市場予想の657億台湾ドルを上回った。

Bottoming Out?

TSMC posted its worst sales performance since 2011 in the first half

Source: TSMC, Bloomberg

原題:Apple-Chipmaker TSMC’s Outlook Shines as Industry Stabilizes (1)(抜粋)

(見通しなどを追加して更新します.)
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