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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

世界の株式、6割は米財務省証券に劣る成績-ベッセムバインダー教授

  • 40カ国余りで1990-2018年に取引された約6万2000銘柄を分析
  • 「これが標準であり、将来もそうだと思う」-電話インタビュー
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Wednesday, Jan. 2, 2019. U.S. stocks pared declines after a brutal start, with financial shares rebounding from a dismal December and crude staging a rally. Treasuries trimmed gains.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が生み出す全ての資産は、少数の銘柄の値上がりした結果だとの研究報告を2年前に公表し論争を巻き起こしたのが、米アリゾナ州立大学のヘンドリック・ベッセムバインダー教授だ。同教授が率いるチームによる最新の研究結果は、こうした状況は米国だけではないということを示している。

WP Carey School of Business Portrait

ヘンドリック・ベッセムバインダー教授

 

  40カ国余りで1990-2018年に取引された約6万2000銘柄をふるいにかけた最新調査では、その約60%が1カ月物の米財務省証券よりパフォーマンスが悪かったことが判明した。米国株に焦点を絞っていた前回の研究報告より、運用成績が悪い銘柄の割合が高くなった。

  アリゾナ州立大W・P・キャリー経営大学院で教えるベッセムバインダー教授(62)は電話インタビューで、「歴史的に見て、パフォーマンスがトップクラスの幾つかの銘柄が市場全体への大きな影響力を持つというのが米国と世界中の標準となっている」と述べ、「これが標準であり、将来もそうだと思う」と主張した。

  前回の研究調査では、米国の株式と債券についてほぼ90年間の動向を分析。株式2万6000銘柄のうち約58%が米財務省短期証券より悪いパフォーマンスだった。

原題:A Stock Picker’s Lament: Most of the World’s Companies Are Duds(抜粋)

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