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トランプ氏、国防総省のクラウド契約に関して情報求める-関係者

  • 国防総省は8月にアマゾンないしマイクロソフトと契約結ぶ見込み
  • 大統領は共和党の懸念について知らされず不満表したと関係者

トランプ米大統領は最近、国防総省が8月に結ぶ見込みのクラウド・コンピューティング契約の入札プロセスをどのように進めたかについて詳細な情報を求めた。同大統領はこの情報に基づいて契約に介入するかどうかを決める予定だという。

  国防総省は10年間で最大100億ドル(約1兆800億円)規模の同契約を来月、アマゾン・ドット・コムマイクロソフトのいずれかと結ぶ見込み。クラウド・コンピューティング技術で市場をリードするアマゾンが優位に立っているとみられている

  事情に詳しい関係者2人によれば、トランプ大統領は最近、共和党議員がホワイトハウスと米軍首脳に宛てた書簡で同契約の条件によってオラクルなど一部企業が競争から締め出されたと抗議したことを知った。トランプ大統領はこの件について知らされていなかったことに不満を表し、側近にこの書簡を入手するよう求めたという。

  同関係者によると、トランプ大統領はこの契約の事情を調べることに関心を示したものの、アマゾンとマイクロソフトのいずれかとの契約を阻止するとは示唆しなかった。

  最近、国防総省に書簡を送付して同契約に関する懸念を示した上院国土安全保障・政府活動委員会のジョンソン委員長(共和)はインタビューで、トランプ大統領とこの問題について先週大統領専用機内で話し合ったと発言。この時トランプ大統領は「どのような問題なのか、われわれが何を懸念しているかを理解しようとした」と語った。

  ルビオ上院議員(共和)は11日、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)宛ての書簡で、この入札が「競争の欠如によって損なわれている」として契約を遅らせるよう求めた。ルビオ議員のスポークスマンによれば、トランプ大統領とルビオ議員は12日に電話で同契約について話し合った。この電話協議に詳しい関係者1人は、トランプ大統領が契約の中止を考えているように聞こえたと述べた。

  関係者は全員、今回の調達が慎重に扱うべき問題であることを理由に匿名で語った。ホワイトハウスと国防総省の報道官にコメントを求めたがこれまでに返答はない。

原題:Trump Expressed Concern About Pentagon Cloud-Computing Contract(抜粋)

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