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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米国株が続落、決算はまちまち-国債は上昇

更新日時
Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Tuesday, July 16, 2019.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

17日の米株式相場は続落。貿易を巡る米中の対立が懸念される中、強弱まちまちな企業決算を背景に売りが優勢になった。米国債は上昇。

  • 米国株は続落、決算はまちまち-工業・輸送株の下げ目立つ
  • 米国債は上昇-10年債利回り2.05%
  • NY原油は続落、米でガソリンとディーゼル燃料の在庫が増加
  • NY金は反発、ドルと株の下落で逃避需要増

  工業銘柄中心に売られ、S&P500種株価指数は3000を割り込んだ。貨物輸送のCSXは売上高見通しの下方修正が嫌気されて10%安。経済成長のバロメーターとして知られるダウ輸送株平均は大幅安となった。個人向け銀行業務の好調を追い風に過去最高益となったバンク・オブ・アメリカは値上がり。通常取引終了後に決算を発表した企業としては、米国の加入者数が予想外の純減となったネットフリックスの株価が下落、営業利益が予想を上回ったIBMが上昇した。

Dow Transports tumbling after CSX forecast

  S&P500種株価指数は前日比0.7%安の2984.42。ダウ工業株30種平均は115.78ドル(0.4%)安の27219.85ドル。ナスダック総合指数は0.5%低下。ニューヨーク時間午後4時58分現在、米10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.05%。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計でガソリンおよびディーゼル燃料の在庫が予想以上に増加したことが明らかになり、石油需要に対する投資家の懸念をあおった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は84セント(1.5%)安の1バレル=56.78ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は69セント安の63.66ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ドルと株が下落し、金の逃避需要が高まった。この日発表された6月の米住宅着工件数が2カ月連続で前月比マイナスとなり、米当局が早ければ月内に金利を引き下げるとの観測を強めた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.9%高の1オンス=1423.30ドル。

  FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「株価の強い伸びがようやく利益確定の動きに屈した」とコメント。「これまでに出た企業決算と業績見通しは玉石混交で、これまでの相場の大幅な上昇を考えると、ごくわずかな期待外れの兆候ですら投資家にほとんど許容されないという状況は驚くにあたらない」と語った。

原題:Stocks Drop as Earnings Roll In; Treasuries Climb: Markets Wrap(抜粋)
Oil Fades as U.S. Raises ’Red Flags’ With Slump in Fuel Demand
PRECIOUS: Gold Gains as Dollar Weakens, Global Equities Tumble

(第6段落を追加し、更新します.)
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