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IAEA天野事務局長が辞任へ、健康上の理由-関係者

国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が健康上の理由で辞任することになり、同機関は後任探しに動きだしたと、関係者が明らかにした。

  天野氏は来年3月までに退任する方向で調整していると、状況の説明を受けた外交担当者2人が明らかにした。両者とも、非公開情報だとして匿名を条件に話した。早ければ来週にも正式発表を行う見込みだという。

  IAEA広報は「事務局長は今後の予定を巡り、理事会メンバーと連絡を取っている」との声明を出した。「適切な時期に正式に理事会に伝えることになる」という。

AUSTRIA-POLITICS-NUCLEAR-ENERGY-IAEA

天野之弥氏

  天野氏(72)は、先週開かれた特別理事会を健康問題のため欠席。ここ1年未満で2度目の会議欠席だった 。本来の任期は2021年12月まで。イラン核開発計画の監視役割を担うIAEAには世界の注目が集まっており、天野氏の辞任によって同機関は予定外の課題を抱え込むことになった。

  前出の外交関係者らによると、IAEA理事会が後任選びの投票を準備する間、政策調整担当責任者のコーネル・フェルタ氏が事務局長任務の一部を任される可能性がある。

  次期事務局長を決める理事国投票の日程は、理事会が決定する。次回理事会はウィーンで9月9日に開催の予定。

原題:Atomic Leadership Battle Looms as Amano Prepares to Step Down(抜粋)

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