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米利下げは朗報でない、ジャンクから投資適格へシフト-ジュピターA

  • 利下げをするのは経済に根本的な問題があるため-アレバロ氏
  • 年後半は波乱あると予想、ディフェンシブ姿勢強める

ジュピター・アセット・マネジメントの新興市場債戦略責任者のアレハンドロ・アレバロ氏は、米連邦準備制度で見込まれる約10年ぶりの利下げは朗報ではないと言う。

  「市場は米金融政策の変更をプラスに解釈しているが、それは間違っている」と話す同氏は、過去2カ月間に新興市場債ポートフォリオの資産をジャンク債から投資適格債へとシフトさせてきたという。「当局が利下げをするのは、経済に根本的な問題があるからだ。年後半は前半より波乱があると思うので、われわれはディフェンシブ姿勢を強めている」と同氏は語った。

Narrowing Spread

Yield premium of high-yield EM debt over investment-grade peers is shrinking

Source: Bloomberg Barclays

  世界の中央銀行は米主導でハト派に傾斜。これによってマイナス利回りの債券が増え、新興市場債の魅力が増した。新興市場のドル建て高利回り債の平均利回りは今月に入って一時、1年以上で最低の7.09%を付けた。

  アレバロ氏は「多くの場合、スプレッドは高利回りの企業や国のファンダメンタルズを正しく反映していない。投資家の利回り追求による強い需要がある今は、利益を確定する絶好の機会だ」と話した。

原題:A $51 Billion Manager Says Markets Are Wrong to Cheer Fed Cuts(抜粋)

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