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日本株はほぼ全面安、内外業績懸念や円高-電機など景気敏感下げ主導

更新日時
  • CSXやネットフリックスなど米決算失望、キヤノンも業績悪化観測
  • 米国株先物は軟調に推移、ドル・円は一時1ドル=107円60銭台

18日の東京株式相場は大幅続落。CSXやネットフリックス、キヤノンなど内外企業の業績懸念が強まる中、為替相場が円高に振れて下げが拡大した。電機など輸出関連や商社など海外景気敏感中心に全業種が安い。

  • TOPIXの終値は前日比33.14ポイント(2.1%)安の1534.27
  • 日経平均株価は同422円94銭(2.0%)安の2万1046円24銭

〈きょうのポイント〉

  • 売上高見通しを下方修正した米CSXは10%安、米ネットフリックスは加入者純減が嫌気され時間外取引で大幅安
  • キヤノンの今期営業利益、従来予想下回り前期比4割減へと日経
  • 米10年債利回りは2.05%と6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下
  • ドル・円相場は一時1ドル=107円60銭台、前日の日本株終値時点は108円22銭

Images of Tokyo Stock Exchange as Asian Stocks Slide After U.S. Tumble

東証内

  ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「米企業決算は出だしの金融関連は良かったが、全体では減益予想のため気を付けた方がよい。貿易量が落ちているだけに外需に関連する企業は良くない」と述べた。

  アジア時間18日の米S&P500種Eミニ先物は軟調に推移し、中国上海総合指数も続落。「米国株はかなり先の利下げ期待まで織り込んでおり、決算を受けて高値波乱となる可能性がある」と奥村氏はみる。

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、7月の利下げが50ベーシスとなる確率が4割程度まで上昇したことに着目。「住宅着工の弱さやトランプ米大統領の発言などから米経済に対する警戒感が出た可能性はあるが、大幅利下げが必要になるほどの何かが起きているのか気持ち悪さも残る」と話した。

  TOPIXと日経平均は3月25日以来の下落率で6月18日以来1カ月ぶりの安値で終了。6月末の20カ国・地域(G20)首脳会議での米中休戦を受けた7月の上げを帳消しにしたことになる。いちよし証券投資情報部の高橋幸洋課長は、大幅安の背景には「米中摩擦の長期化」があると前置きした上で、「売買エネルギーが少ない中でのテクニカル的な要素もある」と指摘した。

日経平均の一目均衡表の記事についてはこちらをご覧ください  

  • 東証33業種は石油・石炭製品や鉱業、繊維製品、海運、電機、サービスが下落率上位
  • 東証1部値上がり銘柄数は55、値下がりは2075

    18日は4日続落
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