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テンプルトンのハッセンスタブ氏、債券ショート続ける-4~6月期

  • 世界債券ファンドの平均デュレーション、マイナス2.82年-6月末
  • 昨年10月に米10年債利回りが「容易に4%を上回る」可能性に言及

米国債相場が上昇し米連邦準備制度が7月末の利下げを示唆しても、フランクリン・テンプルトンは4-6月(第2四半期)に旗艦ファンド「世界債券ファンド」の債券ショートポジションを強化した。

Franklin Templeton Chief Investment Officer Michael Hasenstab Interview

マイケル・ハッセンスタブ氏

写真家:Christopher Goodney / Bloomberg

  16日の届け出によれば、金利変動に対する感度を示す平均デュレーションが同ファンドは6月末時点でマイナス2.82年。テンプルトンの債券責任者マイケル・ハッセンスタブ氏が運用する世界債券ファンドは主に米国債に対して金利スワップを買い入れることで、ここ2年の毎四半期、債券ショートを強めている。

  ソブリン債市場全体でのデュレーションは過去最高水準に近づいているが、ハッセンスタブ氏はショートコールを1-3月(第1四半期)末時点のマイナス2.21年、1年前のマイナス1.14年から拡大した。

Vanishing volatility, extreme positioning exposes investors to sell-off

  ブルームバーグのデータによると、テンプルトンの世界債券ファンドは今年、プラス4.2%のリターンとなっているが、8割余りの競合ファンドを下回る成績。世界債券ファンドの純資産総額は2018年6月から33億ドル(約3570億円)減った。

  ハッセンスタブ氏は昨年10月、米10年国債利回りが「容易に4%を上回る」可能性があると述べていた。16日は約2.1%の推移だった。

原題:Michael Hasenstab Kept Betting Against Treasuries as They Surged(抜粋)

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